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令和4年9月定例会(第5日) 名簿
令和4年9月定例会(第5日) 本文

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  1. 新城市議会 2022-09-05
    令和4年9月定例会(第5日) 本文


    取得元: 新城市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-17
    新城市議会会議録 検索のやり直し 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 2022-09-16: 令和4年9月定例会(第5日) 本文 文書発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言単文選択全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者表示切り替え 全 67 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 :  ◯長田共永議長 選択 2 :  ◯佐宗龍俊総務消防委員会委員長 選択 3 :  ◯長田共永議長 選択 4 :  ◯長田共永議長 選択 5 :  ◯長田共永議長 選択 6 :  ◯長田共永議長 選択 7 :  ◯丸山隆弘予算決算委員会委員長 選択 8 :  ◯長田共永議長 選択 9 :  ◯長田共永議長 選択 10 :  ◯長田共永議長 選択 11 :  ◯山田辰也議員 選択 12 :  ◯長田共永議長 選択 13 :  ◯今泉吉孝議員 選択 14 :  ◯長田共永議長 選択 15 :  ◯浅尾洋平議員 選択 16 :  ◯長田共永議長 選択 17 :  ◯鈴木長良議員 選択 18 :  ◯長田共永議長 選択 19 :  ◯長田共永議長 選択 20 :  ◯長田共永議長 選択 21 :  ◯長田共永議長 選択 22 :  ◯山田辰也議員 選択 23 :  ◯長田共永議長 選択 24 :  ◯浅尾洋平議員 選択 25 :  ◯長田共永議長 選択 26 :  ◯カークランド陽子議員 選択 27 :  ◯長田共永議長 選択 28 :  ◯齊藤竜也議員 選択 29 :  ◯長田共永議長 選択 30 :  ◯長田共永議長 選択 31 :  ◯長田共永議長 選択 32 :  ◯長田共永議長 選択 33 :  ◯長田共永議長 選択 34 :  ◯丸山隆弘予算決算委員会委員長 選択 35 :  ◯長田共永議長 選択 36 :  ◯長田共永議長 選択 37 :  ◯長田共永議長 選択 38 :  ◯山田辰也議員 選択 39 :  ◯長田共永議長 選択 40 :  ◯佐宗龍俊議員 選択 41 :  ◯長田共永議長 選択 42 :  ◯浅尾洋平議員 選択 43 :  ◯長田共永議長 選択 44 :  ◯長田共永議長 選択 45 :  ◯長田共永議長 選択 46 :  ◯長田共永議長 選択 47 :  ◯長田共永議長 選択 48 :  ◯浅尾洋平厚生文教委員会委員長 選択 49 :  ◯長田共永議長 選択 50 :  ◯長田共永議長 選択 51 :  ◯長田共永議長 選択 52 :  ◯長田共永議長 選択 53 :  ◯浅尾洋平議員 選択 54 :  ◯長田共永議長 選択 55 :  ◯長田共永議長 選択 56 :  ◯長田共永議長 選択 57 :  ◯長田共永議長 選択 58 :  ◯長田共永議長 選択 59 :  ◯長田共永議長 選択 60 :  ◯長田共永議長 選択 61 :  ◯浅尾洋平議員 選択 62 :  ◯長田共永議長 選択 63 :  ◯長田共永議長 選択 64 :  ◯長田共永議長 選択 65 :  ◯長田共永議長 選択 66 :  ◯長田共永議長 選択 67 :  ◯長田共永議長発言者の先頭へ 本文 ↓最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:    開 議  午前10時00分 ◯長田共永議長 これより本日の会議を開きます。  本日は柴田賢治郎議員、村田康助議員から欠席届が提出されておりますので御報告いたします。  本日の日程は、配付したとおりです。   ~~~~~~~~~~~~~~~~  日程第1 第87号議案 新城市の議会の議員及び長の選挙における自動車の使用等の公営に関する条例の一部改正から日程第6 第118号議案 財産の取得までの6議案を一括議題とします。  本6議案に関し、総務消防委員会委員長の報告を求めます。  総務消防委員会委員長、佐宗龍俊議員。    〔佐宗龍俊総務消防委員会委員長登壇〕 2: ◯佐宗龍俊総務消防委員会委員長 それでは、総務消防委員会委員長報告を行います。  総務消防委員会は、9月7日の本会議において、本委員会に付託されました第87号議案から第91号議案まで及び第118号議案の6議案について、9月8日午前9時から委員会室において、委員全員と議長出席の下、説明員として関係職員の出席を求め開会しました。  第87号議案 新城市の議会の議員及び長の選挙における自動車の使用等の公営に関する条例の一部改正から第91号議案 新城市職員の定年の引上げに伴う関係条例の整備に関する条例の制定まで及び第118号議案 財産の取得の6議案については、質疑の後、討論に入りましたが討論はなく、採決に入り、いずれも全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定しました。  以上、総務消防委員会の委員長報告といたします。 3: ◯長田共永議長 報告が終わりました。  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑は、ありませんか。    〔発言する者なし〕 4: ◯長田共永議長 質疑なしと認めます。  質疑を終了します。    〔佐宗龍俊総務消防委員会委員長降壇〕
    5: ◯長田共永議長 初めに、第87号議案から第91号議案まで及び第118号議案の6議案を一括して討論を行います。  本6議案の討論については、通告がありませんので討論を終了します。  これより、第87号議案から第91号議案まで及び第118号議案の6議案を一括して採決します。  本6議案に対する委員長の報告は、可決です。  本6議案は、委員長報告のとおり可決することに異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 6: ◯長田共永議長 異議なしと認めます。  よって、第87号議案から第91号議案まで及び第118号議案の6議案は、原案のとおり可決されました。   ~~~~~~~~~~~~~~~~  日程第7 第92号議案 令和4年度新城市一般会計補正予算(第4号)から日程第10 第121号議案 令和4年度新城市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)までの4議案を一括議題とします。  本4議案に関し、予算・決算委員会委員長の報告を求めます。  予算・決算委員会委員長、丸山隆弘議員。    〔丸山隆弘予算・決算委員会委員長登壇〕 7: ◯丸山隆弘予算決算委員会委員長 予算決算委員会は、9月7日の本会議におきまして本委員会に付託されました第92号議案及び第93号議案の2議案の予算案件について、9月9日午後1時30分から、第120号議案及び第121号議案の2議案の予算案件については9月13日午前9時から、議場において委員と議長出席の下、説明員として市長、副市長、教育長以下関係職員の出席を求め開会いたしました。  第92号議案 令和4年度新城市一般会計補正予算(第4号)については、質疑の後、討論に入り、浅尾洋平委員より、学校給食施設改築事業は決定過程に対する疑念の声、疑問も多く聞かれる。市民の意思・意見が分かれる中で進めるべきではない。市民に対して責任ある積極的な事業説明等が果たされていない状況は附帯決議に反しているとの反対討論がありました。  次に、鈴木長良委員より、新型コロナウイルス感染症対策関連事業、市民の安全安心を守る土木事業等、多くの重要な予算である。学校給食施設改築事業については、附帯決議の趣旨に則り、反対するのではなく、議決を大前提により良い共同調理場建設への議論を重ねるべきであるとの賛成討論がありました。  次に、山田辰也委員より、議決が重いのは理解している。子どもの将来を考えてほしい。学校給食施設改築事業については、学校給食共同調理場の建設を進めるべきではないと考えているとの反対討論がありました。  ほかに討論はなく、賛否両論がありましたので起立採決の結果、賛成多数で第92号議案は原案のとおり可決すべきものと決定しました。  次に、第120号議案 令和4年度新城市一般会計補正予算(第5号)については、質疑の後、討論に入り、カークランド陽子委員より、トイレ洋式化事業について、子どもの減少により学校の統廃合を検討する必要がある中、今、多額のお金をかけるべきではない。和式トイレのメリットもあるため、様式化は全てではなく一部にとどめるべきであるとの反対討論がありました。  次に、齊藤竜也委員より、オミクロン株対応ワクチン接種体制の整備、最低賃金改定に伴う人件費の調整など、早期に取り組む必要が生じたために編成された追加補正予算である。反対討論のトイレ洋式化事業については、子どもたちはほとんど和式トイレを使わないため早急に進めるべきだとの賛成討論がありました。  ほかに討論はなく、賛否両論がありましたので、起立採決の結果、賛成多数で第120号議案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、第93号議案 令和4年度新城市病院事業会計補正予算(第1号)及び第121号議案 令和4年度新城市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)の2議案については、質疑の後、討論に入りましたが討論はなく、採決に入り、いずれも全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定しました。  以上、予算・決算委員会の委員長報告といたします。 8: ◯長田共永議長 報告が終わりました。  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑は、ありませんか。    〔発言する者なし〕 9: ◯長田共永議長 質疑なしと認めます。  質疑を終了します。    〔丸山隆弘予算・決算委員会委員長降壇〕 10: ◯長田共永議長 初めに、第92号議案の討論を行います。  通告がありますので、順次発言を許可します。  最初の討論者、山田辰也議員。    〔山田辰也議員登壇〕 11: ◯山田辰也議員 では、第92号議案 令和4年度新城市一般会計補正予算(第4号)について、反対の討論を行います。東三河オンブズマン議員の山田辰也です。  この補正予算は、学校給食施設改築事業の市債増額1億8,110万円、学校給食施設改築事業の繰越明許費補正1億8,349万4,000円、債務負担行為補正として、学校給食受入施設新築実施設計業務委託料715万が994万4,000円に変更になったものです。地方債補正として、学校給食施設改築事業1億1,690万が2億9,800万円に増額などが上がっております。  再三申し上げますように、この学校給食調理場建設については、当初より自校式給食を継続する場合との比較はされていなかったり、総事業費の概算金額が出されていない。びっくりしたのは、基本設計時の建設予定の用地が業者に正しく伝えられていないまま、県の用地を大きく含め設計図ができてしまうなど、常識はずれの計画の進め方が発覚したことです。その上、間違いを市民から指摘されたり、議会でも問題になりながらも改めることなく進めようとしています。現在、ロシアとウクライナの戦争により両国の国民や子どもたちの置かれた過酷な状況を考えることのできる視野を持ってすれば、見合わせることも教育ではないかと思います。  また、建設資材の高騰、コロナ感染による日本自体の経済状況なども考え、他市においてはこの状況下、大型事業を見合わせるところも出ております。穂積前市長の肝入りで制定した新城市自治基本条例には、市民主体のまちづくりと明記されているのにもかかわらず、市民との情報共有を怠った事実などを問題であったと考えるならば、行政として一旦とどまり、冷静な計画の練り直しが必要ではないだろうか。  教育長たる立場の方は、その言動に責任を持たなければなりません。新城市の自校式学校給食は新城市の宝とまでおっしゃいながら、方向転換し、共同調理場の計画に進んできました。自校式学校給食は問題があり継続できなくなったとの説明、その内容は、1、調理員不足、2、食材の調達が難しくなった、3、調理場の老朽化、4、子どもたちのアレルギーへの安全な対応、この4点でした。  1の調理員不足については、派遣する業者がいることが分かりました。2の食材に関しては、共同調理場建設で市が調達できるとのことですから、自校式でできないことはありません。  3、調理場は築9年の黄柳川小学校はそのまま使用できます。令和6年に共同調理場ができた場合、その4年後には市内小学校では全校生徒6学年全員で、舟着が35名、庭野は21名、鳳来寺小学校は22名、黄柳川小学校は30名、東陽小学校は40名、鳳来東小学校は3名というところも出てきます。学校の統廃合について想定されていますか。既にスクールバスによる通学を行っている学校もあるので、子どもたちにとっても、まずは学校の統廃合を考えることが先でしょう。市民や子どもたちとしっかり協議し決めていくことこそ、新城市の自治基本条例の基本です。給食受入施設を新築・改修したけれど、学校の統廃合が間に合わなくて使われなくなってしまった。このようなことは本当に無駄な税金を使うことになります。  教育長は、子どもたちの安心安全が第一。アレルギーに対応するのは共同調理場だとおっしゃいましたが、アレルギー食品は主に7品目、準ずるものとして21品目あるのです。それも増加傾向だそうです。本当に対応できますか。現在の自校式給食では、今まで、アレルギーのあるお子さんに対して、個別に御家族と話をされ対応してきたため、問題は起きていないとのことです。自校式学校給食で問題点は解決できます。順序が間違っています。  以上のことから、この共同調理場建設に係る補正予算が含まれる第92号議案に反対をいたします。    〔山田辰也議員降壇〕 12: ◯長田共永議長 山田辰也議員の討論が終わりました。  2番目の討論者、今泉吉孝議員。    〔今泉吉孝議員登壇〕 13: ◯今泉吉孝議員 私は、第92号議案 令和4年度新城市一般会計補正予算第4号に賛成の立場から討論いたします。  この予算には、片山の方々が待ち望んでいる灌漑用水の予算や学校給食費等支援事業、子育て世帯生活支援特別給付金給付事業、運送業界支援事業など、今、市民の皆さんの暮らしの現状が厳しい中、手厚い予算をつけていただいていることには大変評価いたします。  しかし、学校給食施設改築事業に関しては、資料が出たのが昨夜ということもあり、きちっとした判断をするのに拙速で説明不足だと思われます。そして学校給食共同調理場に関しては、やはり市民に説明の声が届いていなかったり、今後の運営に関して具体的な計画がいまだ組まれていないところもあったりと、現状、市民の方々と足並みを揃えて進めるには不確定要素がまだまだあると言わざるを得ないと思っております。そして、昨夜出た資料を読んでも、市民の皆さんに対してしっかりと説明ができないところもあり、到底納得はできないです。  しかしながら、そういったこともありますが、最初に言ったように、市民の皆さんの生活や仕事が苦しくなっている中、スピードを持っての立て直しに必要な予算がたくさん含まれていることから、私は賛成といたします。    〔今泉吉孝議員降壇〕 14: ◯長田共永議長 今泉吉孝議員の討論が終わりました。  3番目の討論者、浅尾洋平議員。    〔浅尾洋平議員登壇〕 15: ◯浅尾洋平議員 第92号議案 令和4年度新城市一般会計補正予算第4号に、私は反対の立場で討論をいたします。日本共産党の浅尾洋平です。  この補正予算案の中には、新型コロナウイルス感染症の対策関連事業や老朽化した各学校の補修を行う経費などが含まれています。また特に5か月間という限定付きではありますが、小学校・中学校の給食費を無料化する事業は、私がこの間ずっと求めてきたものでもあり良かったと思います。このコロナ禍、物価高騰の中で、子育て中の世帯の家計を市が直接応援する事業であり、私は評価したいと思います。  しかしながら、私が反対する大きな理由は、建設費用が約40億円とも言われる学校給食共同調理場に関わる予算が含まれているからであります。この事業は、御承知のとおり市民の中でも賛成、反対と意見が割れており、私は反対の声を多く聞きます。また、賛成であっても、市民の中には市の態度やこれまでの決定過程への強い疑念の声を多く聞くところであります。新城市の誇り、宝の自校方式をなぜやめるのか。給食センターはなぜ最終的にあそこの1か所になったのだろう。とにかく腑に落ちない点がたくさん市民の中にあるわけです。私は、市民の中でこうした賛成、反対と意見が割れる重大問題を強引に進めるべきではないと考えます。何しろ40億円もの税金を使うという場合は、やはり慎重になっていただきたい。  もう一つの理由は、私は1人の議員として、今年3月議会附帯決議を市にしっかり守っていただくという責務も感じております。決議の2には、市民に対しさらなる丁寧な事業説明を積極的に行うと書いてありますし、四つ目には、今後の発注・入札などについては適正な執行を行うことと書かれております。今議会の質疑では、私は駐車場や土地の造成工事、この図面を資料として提出してほしいと資料請求をしましたが、市側は出せないということであります。これはもうすぐ来月の10月に行う工事の費用に、予算に関わる資料なのです。議会に図面が出せないというのはおかしいのではないでしょうか。結局、図面がないまま質疑はされました。新城市当局の説明責任、事業の透明性が問われます。  専門家の方にお話を聞きますと、図面を見ただけでは詳細な入札金額までは分からないよと言っておりました。市は、ではなぜ図面を議員に出せないのか、その理由が分からないと言っております。大変不可解でありました。私は、これでは市民、議会への責任ある説明は果たされていないと考えます。質疑の中での主な内容は、債務負担行為補正の学校給食受入施設新築実施設計業務委託料が約700万円、計上されていましたが、新城小学校の当初、市が見込んでいた工事内容の想定が大きく変更され、約1,000万円へと増額されるものであります。  また10の5の4では、学校給食施設改築事業は約2億円が計上されている大きな予算であります。これは先ほども言いましたが、10月から始まる工事の予算も入っております。そこの敷地造成費、駐車場整備費、管理委託料などであります。質疑でも明らかになりましたが、私はこうした造成・整備の根拠となる図面を見せて欲しいと要求しましたが、示されませんでした。これでは不誠実な対応であり、説明責任を果たせないと考えます。そしてこの図面については結局、昨日の夜7時半頃、当局から図面資料が急遽提出されました。出したことは評価いたしますが、図面が昨日の夜に出されても、この図面を基に質問する機会はありません。なぜなら今日で議会が終わるからです。正式な議会の質疑を行う日程に資料が間に合わないやり方は議会軽視であります。納得できないという議員も多くいます。  つまり、今の市当局の進め方は3月議会、またその前の12月議会、今までの附帯決議に反することになります。工事に関わる図面を議会の質疑通告前までに示さないまま、約2億円近いこの事業費、その工事費用の予算だけ、これだけは通してほしい、そういうことでは、市民や議会への責任ある説明を果たしていない。私は市民にも説明をしても到底理解が得られないと考え、反対とします。    〔浅尾洋平議員降壇〕 16: ◯長田共永議長 浅尾洋平議員の討論が終わりました。  4番目の討論者、鈴木長良議員。    〔鈴木長良議員登壇〕 17: ◯鈴木長良議員 第92号議案 令和4年度新城市一般会計補正予算(第4号)に賛成の立場で討論します。  議案になっております令和4年度新城市一般会計補正予算(第4号)には、新型コロナウイルス感染症対策関連事業である、粗飼料価格高騰対策事業や本市独自による燃料の価格高騰から運送業者を支援する運送業界支援事業、また物価高騰から小中学生の子どもを持つ家計を支援する学校給食費等支援事業をはじめ、市民の安全安心を守る道路や河川などの社会資本の維持管理に当てられる土木関連事業など、多くの重要な予算が計上されております。  討論がありました学校給食施設改築事業につきましては、共同調理場供用に向けた学校給食共同調理場及び駐車場の敷地造成工事に係る擁壁、側溝及び整地等の工事をはじめ、樹木の伐採や管理業務委託などが主な内容であると理解をします。その上で、当該工事に関わる詳細な図面などの資料の提供につきましては、当初より、事業の入札に関する文書であることから、公平公正な入札の執行を害することを鑑み、契約の交渉に係る事務については特に慎重な姿勢でありましたが、市民に対しさらなる丁寧な事業説明を積極的に行うとの附帯決議の趣旨を踏まえ、今回提供をいただけるぎりぎりを情報提供されたものと理解をします。  同趣旨を踏まえ、令和4年3月定例会において、議会総意で提出をされた令和4年度新城市一般会計予算に対する附帯決議は、原案可決を大前提に附帯された5項目に留意をし、今後においても事業の進捗の中で意見の食い違いはあるのかもしれませんが、もっともっとより良い共同調理場にしていくために、全議員が一丸となって調理場建設に向けて前向きに議論を重ねていくべきであると考えます。  以上の理由により第92号議案 令和4年度新城市一般会計補正予算(第4号)に賛成し、討論とします。    〔鈴木長良議員降壇〕 18: ◯長田共永議長 鈴木長良議員の討論が終わりました。  以上で通告による討論が終わりました。  ほかに討論はありませんか。    〔発言する者なし〕 19: ◯長田共永議長 討論なしと認めます。  討論を終了します。  これより第92号議案を採決します。賛否両論がありますので起立により採決します。  本議案に対する委員長の報告は可決です。本議案は委員長報告のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 20: ◯長田共永議長 起立多数と認めます。  よって、第92号議案は原案のとおり可決されました。  次に第93号議案の討論を行います。  本議案の討論については通告がありませんので、討論を終了します。  これより第93号議案を採決します。本議案に対する委員長の報告は可決です。本議案は委員長報告のとおり可決することに異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 21: ◯長田共永議長 異議なしと認めます。  よって、第93号議案は原案のとおり可決されました。  次に、第120号議案の討論を行います。  通告がありますので、順次発言を許可します。  最初の討論者、山田辰也議員。    〔山田辰也議員登壇〕 22: ◯山田辰也議員 では第120議案 令和4年度新城市一般会計補正予算(第5号)に反対の討論をいたします。東三河オンブズマン議員の山田辰也です。  今回の予算は、和式トイレから洋式化を目指して提案されたものと理解できます。そもそも洋式化の計画がきちんと出されたものであれば、整備計画を出しながら、少子化による学校統廃合の計画も議論として当然あったと思われます。私は無駄な税金を使わないことこそ議員の務めだと考えております。以前の賛成討論の中でも和式と洋式の割合は今後変わる可能性もある、これは和式を残すという意味です。こういう討論もあったのですが、今回は和式を残すことはゼロです。  私は、和式を必要とする子どもたちも少なからずいることも考え、災害での対応も含め、全てを洋式に変えるのには反対です。  以上、全面トイレ洋式化に反対として、討論いたします。以上です。    〔山田辰也議員降壇〕 23: ◯長田共永議長 山田辰也議員の討論が終わりました。  2番目の討論者、浅尾洋平議員。
       〔浅尾洋平議員登壇〕 24: ◯浅尾洋平議員 私は第120号議案 令和4年度新城市一般会計補正予算(第5号)に賛成の立場で討論をいたします。日本共産党の浅尾洋平です。  この補正予算には、新型コロナウイルス感染症の対策のうち、オミクロン株に対応したワクチン接種の体制整備の費用があります。また、最低賃金改定に伴う人件費の調整や、本市独自の農業支援、つまり人との接触機会減少や密を回避させる農業機械導入費を助成する省力化事業などが入っております。そして、議員として私が議会で何年も前から訴えてきました小学校トイレの洋式化工事の予算が計上されております。  私が賛成する一つの理由は、新型コロナウイルスワクチン接種事業であります。この新型コロナウイルス感染症は、この第7波で過去最大級の感染者を出しております。今後、第8波、9波、これを見越して政府は高い感染力を持つ変異株、オミクロン株に対応したワクチン接種を行うということとしており、本市もそれに従って態勢づくりの予算を計上した予算になっております。  新城市では5歳以上の者を対象とし、市民約4万3,000人を見込んでおります。接種を行う周知、態勢づくりに1億8,000万円を計上しております。今議会の質疑では、接種の回数が異なる対象者にミスがないよう、また接種する現場が困らないように、丁寧な配慮と準備をお願いいたしました。ワクチンには副反応も伴います。接種しない方もおられますが、私は市民の命を守るためにワクチン接種は必要な事業だと考えております。もちろん市は接種した方、しない方に対し、差別的優遇をしてはならないということは言うまでもありません。  また賛成する二つ目の理由は、小学校のトイレの洋式化の事業であります。この事業は先の6月議会において、まず7つの小学校でトイレの洋式化を進める実施設計業務が可決されました。そのうち4校の実施設計業務が終わり、これから工事に移るという予算であります。今回の質疑から明らかになったように、対象の4校は東郷東小学校、舟着小学校、八名小学校、庭野小学校であります。全ての和式の便器を洋式便器に改修します。小便器については自動洗浄装置を設置し、床タイルなどには特殊な洗浄ガラスコーティングを施すということです。工期は今年10月から来年3月までで、供用開始は令和5年4月からということです。また残された小学校・中学校は、来年4月から順次改修を行うという答弁がありました。  私はこのトイレの問題で、生徒や児童が長く悩まされてきた姿を見てきております。汚い、臭い、暗い、この3Kが生徒・児童たちを学校トイレに行かせない理由でありました。私は幾つかの学校のぼろぼろのトイレをこれまでにも何度も視察させていただきました。市に対して早急に洋式トイレに変えてほしいと訴え続けてもまいりました。  実は私は、このコロナ禍になる前から、学校のトイレについては汚い、臭い、暗い、のこの3Kに加えて、汚いという部分でも問題を言ってきました。これは極めて不衛生という問題です。議員の中には和式トイレを残すべきだとの意見もありますが、しかし公共施設における和式トイレと洋式トイレの衛生面、感染リスクを比較しますと、和式トイレの床からは便や尿の飛び散りによる大腸菌が多く検出され、それを靴や上履きのシューズが拾って拡大させるという調査結果も明らかにあります。  また和式は、体育館の近くのトイレには残しているということも質疑でも分かりました。また、8年前の黄柳川小学校では、トイレは全て洋式トイレとなりました。私の質疑ではありますが、この8年間の運用で、和式トイレがないことによる子どもの体力低下、また健康被害が発生したのかどうか、私が担当課に伺いますと、保護者や子どもから苦情やトラブルは一切聞いてはいないという答弁でありました。  こうしたことを踏まえ、以上、今回の補正予算は、子ども、生徒・児童から大人まで、市民の命と暮らしと健康を守る予算だと理解をいたしまして、賛成するものであります。  以上です。    〔浅尾洋平議員降壇〕 25: ◯長田共永議長 浅尾洋平議員の討論が終わりました。  3番目の討論者、カークランド陽子議員。    〔カークランド陽子議員登壇〕 26: ◯カークランド陽子議員 それでは第120号議案 令和4年度新城市一般会計補正予算(第5号)に反対の立場で討論いたします。  先ほども浅尾議員の賛成討論の中にもありましたように、ワクチン接種の費用等様々含まれております、大事な費用もたくさん含まれておりますが、私が反対する理由は、この予算の中に新型コロナウイルス感染症対策事業としてトイレ洋式化事業に係る約1億2,000万円の費用が含まれているからです。  この事業は6月に今回対象の東郷東小、舟着小、八名小、庭野小の4校を含む小学校7校におけるトイレ洋式化のための実施設計委託費用として約1,700万円が可決されたので、合計すると約1億4,000万円という予算が費やされることになります。  反対の理由は主に四つあります。  一つ、コロナ対策ということであるが、本当に感染予防に効果があるのか疑問です。先ほどいろいろな菌が散らばるという結果があるということもありましたが、以前の御答弁では、流す時にふたをすれば汚物が混ざったしぶきが飛び散らないから、新型コロナウイルス感染症対策になるということでしたが、ふたをしないで流す人もたくさんいますし、ふたをしたとして、開ける時には汚物が飛び散ったふたを素手で触る必要があるので、これが果たして本当に感染予防対策になるのかということには疑問があります。  二つ目、肌が直接便器に触れることがない和式の方がいいという人も一定数いるということです。全てを洋式にするということは、多様性を認めるという観点からしても反していると考えます。  三つ目、この事業が新城市の財政に見合った計画に基づいて計画されているのか疑問であるということです。今回は比較的小さな四つの小学校のみの工事のための費用ですが、今後全ての小中学校のトイレを洋式にするということで、またそのための費用や財源についてはまだ計画されていないということで、事業の全体像もつかめていないのに進められようとしていることには疑問が残ります。  四つ目、和式には良い面もたくさんあるということです。先ほど汚い、暗い、臭いという問題があるといことでしたが、汚いということは掃除をきちんとすればよいことですし、実際、和式トイレは構造がシンプルなため掃除が行き届きやすいというメリットがあるということも事実です。さらに、床が臭いということであれば、床だけきれいにすればいいことではないでしょうか。  年間1万2,000人の患者さんたちに生活習慣改善のためのセルフケアを指導し、痔の改善に大きな成果を上げているというある肛門科の専門医はこのように言っています。便秘や痔は現在では高血圧や糖尿病と同じような生活習慣病の一つとみなされるようになりました。そして、生活習慣病を防ぐには生活習慣の改善が欠かせません。便秘や痔の予防の一つとして排便をする姿勢も重要です。実は和式トイレに座る時の姿勢のほうが、洋式トイレに座った姿勢よりもずっと便が出しやすいのです。  また別の専門医もこのように言っております。理想は上体とふとももの角度が35度になる前傾姿勢です。人間の体は本来、立つか寝るかしゃがむかの3通りが自然。ところが西洋では、椅子という道具によってしゃがむ姿勢を廃れさせ、腰掛けるという極めて不自然な姿勢を取り入れてしまった。椅子のように腰掛ける洋式便器の発明によって、人類は便秘に悩ませされるようになったとも言えるでしょうと、このように言っております。  ちなみに生活習慣病とは、厚生労働省の資料によると、食生活、運動習慣、休養、喫煙、飲酒などの生活習慣がその発症・進行に関与する疾患群と定義されています。以前は成人病という名称で、原因は加齢とともに発症・進行するものとされていました。しかし実際は運動不足や不規則な生活など、子どもの頃からの生活習慣が原因となって発症することが分かり、最近では生活習慣病と呼ばれるようになったということです。  国レベルで見ると国民の医療費は毎年ほぼ右肩上がりに上がっています。その増加率はほとんどの年で国民総生産の増加率を上回っています。小さなことでも市民が健康であるための手助けになることをしていくことは、長い目で見れば医療費を減らすことにもつながるのではないでしょうか。職員の皆様におかれましては、短期的な視点ではなく、長い目で見た市の財政や市民の健康のことをしっかりと考えた事業計画をしていただきたい。そのためには全てのトイレを洋式にするのではなく、一部にとどめるべきと考え、反対の討論とさせていただきます。    〔カークランド陽子議員降壇〕 27: ◯長田共永議長 カークランド陽子議員の討論が終わりました。  4番目の討論者、齊藤竜也議員。    〔齊藤竜也議員登壇〕 28: ◯齊藤竜也議員 それでは、第120号議案 令和4年度新城市一般会計補正予算(第5号)について賛成の立場で討論いたします。  今回の補正予算は、これまでも私の前に討論した方がおっしゃいましたが、オミクロン株に対応した新型コロナウイルスワクチンの接種態勢の整備に係る予算、またそれらの感染対策事業等に係る予算という形で上げられております。  今、この感染状況の中、また行動制限がない中で、ワクチン接種を希望する方々が安心して暮らしていくためには、必要予算として計上されているというように私は理解しております。これらを進めることによって、経済もそしてこの病気に対する対策というところも、安心感を少しでも伸ばしていけるのではないのかということで、早急に執行していただくべき予算だと考えております。  また議論になっておりましたトイレの洋式化についても、私自身は全てのトイレを早急に洋式にするべきだなと考えております。衛生面だったりとか、また感染予防とか、そういった件に関してはここまで討論されたとおりですが、それぞれメリット・デメリットはあって、その中でしっかりと、いろいろなトイレの教育の中で、子どもたちがこのトイレを快適に使っていくということが重要だと考えております。実際に学校のトイレにおいては幾つか洋式があるような現状があるのですけれども、例えば女の子でも和式のトイレを使わずに洋式に並んでしまうような現状が出ていますから、そういったところに関しては、現場の子どもたちは洋式化を望んでいるというように、多くの方が望んでいるというように理解しております。  また衛生面などに関しては、今まで討論されてきたとおりですが、例えば健康被害だったりとか病気の未病の話になってきますけれども、先ほど、生活習慣病のお話が出ましたが、生活習慣病を改善するためには生活習慣を変えないといけないわけで、そうすると、学校にあるトイレが一つ和式になったところで、家のトイレが和式であって、また公共施設のトイレが和式であって、出かける先の建物が和式であってという形にならないと、その健康の恩恵は受けられないというように理解します。こちらは、私も普段、生活習慣病の方々の対応をしておりますけれども、そこまでやって初めて人の体は適応という症状を起こして、次のステップに進むことができるということになります。  ですから、確かに和式トイレがそういったメリットがあるとしても、学校で、1回利用するかしないかのトイレでは、その生活習慣が変わらないので、結果的にその求めているところが得られないので、そういったことではここの問題は解決しないというように理解しています。それよりも利便性であったりとか清潔感であったりとか、そういったところでしっかりと子どもたちの希望に応えてあげることが必要であると思い、早く全てのトイレの洋式化を進めていってただきたいなというように思って、賛成とします。  以上です。    〔齊藤竜也議員降壇〕 29: ◯長田共永議長 齊藤竜也議員の討論が終わりました。  以上で通告による討論が終わりました。  ほかに討論はありませんか。    〔発言する者なし〕 30: ◯長田共永議長 討論なしと認めます。討論を終了します。  これより第120号議案を採決します。賛否両論がありますので起立により採決します。  本議案に対する委員長の報告は可決です。本議案は委員長報告のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 31: ◯長田共永議長 起立多数と認めます。  よって、第120号議案は原案のとおり可決されました。  次に第121号議案の討論を行います。  本議案の討論については通告がありませんので、討論を終了します。  これより第121号議案を採決します。本議案に対する委員長の報告は可決です。本議案は委員長報告のとおり可決することに意義ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 32: ◯長田共永議長 異議なしと認めます。  よって、第121号議案は原案のとおり可決されました。   ~~~~~~~~~~~~~~~~  この際、再開を10時55分とし、休憩いたします。    休 憩  午前10時49分    再 開  午前10時55分 33: ◯長田共永議長 休憩前に引き続き、会議を再開します。   ~~~~~~~~~~~~~~~~  日程第11 第94号議案 令和3年度新城市一般会計決算認定から日程第34 第117号議案 令和3年度新城市下水道事業会計決算認定までの24議案を一括議題とします。  本24議案に関し、予算・決算委員会委員長の報告を求めます。  予算・決算委員会委員長、丸山隆弘議員。    〔丸山隆弘予算・決算委員会委員長登壇〕 34: ◯丸山隆弘予算決算委員会委員長 予算・決算委員会は9月7日の本会議におきまして本委員会に付託されました第94号議案から第117号議案までの24議案の決算案件について、9月12日、13日の両日、午前9時から議場において委員と議長出席の下、説明員として市長、副市長、教育長、監査委員以下、関係職員の出席を求め開会いたしました。  第94号議案 令和3年度新城市一般会計決算認定については質疑の後、討論に入り、浅尾洋平委員より予算大綱説明で目標とした持続可能な自治体経営への加速を促す状況に至っていないと考える、公債費の元金が増え続けていることへの心配、新城公共商社推進事業、学校給食施設改築事業については資料の提供がないため深い議論ができていないとの反対討論がありました。  次に佐宗龍俊委員より、特定の成果の上がらない事業に対して、認定ができないとの反対討論があったが、そもそも決算審査は議会が議決した予算が適切に執行されたかを確認するものである、成果・評価については次年度以降の予算編成時に課題とし、予算審査時に議論すべきだとの賛成討論がありました。  次に山田辰也委員より、成果のない事業は不認定と考える、新城公共商社推進事業、若者議会運営事業、高速バス運行事業、地域自治区運営事業については疑問を感じる、学校給食施設改築事業については立ち止まるべきと考えるとの反対討論がありました。  ほかに討論はなく、賛否両論がありましたので起立採決の結果、賛成多数で第94号議案は認定すべきものと決定しました。  次に第95号議案 令和3年度新城市国民健康保険事業特別会計決算認定から第117号議案 令和3年度新城市下水道事業会計決算認定までの23議案については、質疑の後、討論に入りましたが、討論はなく、採決に入り、いずれも全会一致で認定すべきものと決定しました。  以上、予算・決算委員会の委員長報告といたします。 35: ◯長田共永議長 報告が終わりました。ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。    〔発言する者なし〕 36: ◯長田共永議長 質疑なしと認めます。質疑を終了します。    〔丸山隆弘予算・決算委員会委員長降壇〕 37: ◯長田共永議長 初めに第94号議案の討論を行います。  通告がありますので順次発言を許可します。  最初の討論者、山田辰也議員。    〔山田辰也議員登壇〕 38: ◯山田辰也議員 第94号議案 令和3年度新城市一般会計決算認定に反対の立場で討論いたします。東三河オンブズマン議員の山田辰也です。  まずは反対の趣旨として、新城公共商社を挙げます。  市内の店舗は日を重ねるごとに衰退のスピードはとどまるところはありません。425万円の税金を投入してデータベースを作る。そんなことをしても焼け石に水ではないでしょうか。既に後継者もない店舗は空き家化してしまい、見るも悲しいことです。根本的な解決方法も見つけることはまだできません。穂積前市長が、新庁舎ができればまちが活性化すると言われましたが、5年たってもいまだ活性化の兆候は全くありません。  次に、新城市は今年になって新生児の数は合併当初の480人から激減。今現在の状況から察するところでは年間100人程度だと予測されております。今年の4月は8人、5月は10人、6月は17人、7月は何と3人。合計38人しか新生児が誕生しておりません。このようなところから見ますと、小学校1年から6年合わせて114人で6学年としますと、684名。新城市の小学校全体で684名なのです。これでは小学校は1校でいいのです。しかも小さな学校で1校なのです。  市民の中から声があります。こんなに人口が減って下江市長、大丈夫ですか。小学校が市内に一つあれば足りてしまう。そんなことではどうするのですか、市長。何もなすすべもなく傍観しているのでしょうか。どうなるのですか、新城市は。どうすれば良くなるのでしょうか。計画中の給食共同調理場は、できる頃には子どもが今より間違いなく少なくなって、市内には高齢者ばかりです。また借入した合併特例債の返還は子どもたちに重くのしかかると考えられます。  若者が活躍できるまちは本当に来るのでしょうか。そして高速バスは相変わらず赤字から脱却できそうにありません。手元にある資料を見ますと、岩手県久慈市と青森県八戸市を結ぶ高速バスが、実証実験が始まっておりますが、1便当たり1.1人、1日で見ると8.5人。市長は通年で走らせていただけるように市として全面的に協力し、利用促進を図っていきたいと、このように申しておりますが、これはうちの場合と全く同じなのです。  現在ある地域自治区制度の中でも、豊田市や浜松市は既に合併が終わって廃止をしております。市民からばらまき行政ではないか、お金をばらまいているだけではないのか、今の制度は二重行政で、これでは本当の市民サービスができるのだろうか、このような声が上がっています。  私はこのようなことを考えまして、決算認定については反対といたします。  以上です。    〔山田辰也議員降壇〕 39: ◯長田共永議長 山田辰也議員の討論が終わりました。  2番目の討論者、佐宗龍俊議員。    〔佐宗龍俊議員登壇〕 40: ◯佐宗龍俊議員 それでは、ただいま議題となっております第94号議案 令和3年度新城市一般会計決算認定について、賛成の立場で討論をいたします。  反対される方の反対内容については特定の事業において成果の上がらなかったもの、事業自体に反対するものなどがあったことで認定できないということでありましたが、そもそも決算審査は議会が議決して認めた当初予算、補正予算が適切に、適正に執行されたかを確認し、認定するかどうかであります。もちろん予算は使えばよいというものではなく、成果が出たかどうか非常に重要な問題でありますが、その内容評価は次年度以降の予算計上や事業内容の検討のための材料となり、次年度の予算編成時、予算審査時に討論、検討すべきものであると思います。  また、今回、決算認定できないほどの事業内容や会計処理はなかったと考えます。それぞれの事業内容の評価は今後の課題とするものもありますが、令和3年度の予算執行が適切に、適正に実行されていたと考え、賛成討論といたします。    〔佐宗龍俊議員降壇〕 41: ◯長田共永議長 佐宗龍俊議員の討論が終わりました。
     3番目の討論者、浅尾洋平議員。    〔浅尾洋平議員登壇〕 42: ◯浅尾洋平議員 議題になっております第94号議案 令和3年度新城市一般会計決算認定に反対する立場から討論を行います。日本共産党の浅尾洋平です。  私が反対する理由は、本市が令和3年度予算大綱で説明した目標、持続可能な自治体経営への加速を促すという状況に至っていないと考えるからであります。  第1に本市の財政であります。決算を見ますと、令和3年度の歳入は327億円で、令和2年度と比較しまして89.8%、歳入全体として減っていると思います。一方で公債費の元金は年々増え続けております。市債の残高については令和2年度で約424億円です。合併直後の平成19年度では429億円ですので、この15年間ほとんど減っていない。家計で例えると、収入が減っているのにこうした借金が減っていないという状況であります。このままでは破産というところで不安を覚えるからであります。  一方で、唯一増えているのが貯金に当たる基金であります。決算では前年度から約7億6,000万円も増えて76億円を超えました。これら総じて、新城市の財政力を示す財政力指数というものがあります。単年度の令和3年度を調べますと、0.52という数字になっておりますが、これは愛知県下の市のうちでワースト1になります。こんな財政で持続可能な自治体経営が加速するはずがありません。借金は減らし、貯金は溜め込みすぎない。やはり魅力あるまちづくりで人口を増やし、地域経済を活性化することに予算を使い、財政力を高めていくことが必要ではないでしょうか。  第2に、令和3年度までの大型公共事業に対する評価であります。新城市が深刻な人口減少の下、強力に推し進めたのが大型箱物事業になります。主なものだけでも駅前エレベーターの設置、桜淵の公園再整備、新庁舎建設、鳳来総合支所建設、そして今、市民の間で大きな議論が起きている約40億円近い学校給食共同調理場建設であります。こうした箱物事業の積み重ねが市の借金を増やしてきていると考えています。果たして、子どもが増えていない将来設計の下、新城の宝である自校方式をやめてセンター方式を進めてよいのでしょうか。私は絶対に反対であります。各学校の給食室を改修し、調理員さんの時給を1,500円に上げることが本市の食育や経済を発展させると考えます。  第3に、令和3年度の各事業に対する評価であります。主なものを指摘しておきます。まず新城公共商社推進事業です。425万円の予算執行をしておりますが、私が質疑のために議事録や事業者カルテ、資料請求を行わせていただきましたが、市は立ち入った課題を話し合うということから、議員に提供できる議事録もカルテの資料も提出できないということでありました。これでは、この公共商社なる事業が何をやってきたのか、これからどういう方向で進むのか、全く分からないではありませんか。本市の経済活性化のためならば、例えば商工会との連携が本当に必要だとは思いますし、事業者の相談の事業に力を入れるほうが私は意味があると思います。コロナ禍で疲弊する地域経済を立て直すという観点からも、本事業は税金の無駄遣いだと思います。  私は地域経済の立て直しの課題は、人口減少する中での後継者不足だと考えています。結局、新城市を魅力的なまちに作り変え、人口を少しずつ増やしていくことこそ必要なことだと思います。また内容を聞かせてもらいましたが、本当に深刻な課題、問題があると思います。それをスピーディーに解決しないといけないわけです。しかし、50社ある中で、今年は11社だけカルテを作ったと言いますが、これは遅いと思います。やはりスピード感を持ってやるべきだし、またカルテの作成基準に漏れた会社の視点でいくと、なぜ漏れたのかということで不公平感も出るのではないかと危惧をしています。  そして高速バス事業についてですが、目標値4万5,000人に対して実績値が1万2,157人にとどまっており、需要が伸びていません。この事業、平成28年からスタートした事業は、7年目を迎え、穂積前市長はポテンシャルが高いなどと言い続けてきましたが、結果は、令和元年度の1万3,422人をピークに頭打ちです。利用者が、市が掲げる目標4万人を超えた年は1回もありません。今年も乗車人数を伺いました。1台当たり5.6人です。年間の予算は2,100万円以上です。赤字補填分は575万円。またこれまで国の補助金や市税が何千万から何億円の規模の税金が投入されてきました。市民からは空気を運んでいると厳しく批判されている事業は、来年度は中止していただきたい。高速バスにじゃぶじゃぶつぎ込む税金は、老朽化した学校校舎の修繕や給食室の改修、また老人福祉介護に向けるべきだと思います。あるいは自営業者や農家さんを応援する支援事業に振り向けるべきだと提案します。  三つ目は、子どもの数が減っているということであります。母子保健事業の中で私が資料請求した過去5年間の母子健康手帳交付数を紹介します。平成31年の241冊をピークとして、令和3年度は何と164冊。つまり100冊近く減っているのです。母子手帳が減っているということは、本市の子どもの数が減っているということではないでしょうか。例えば令和3年の子どもの数、この母子手帳から考えて、164人としますと、市内小学校13校で単純計算で割りますと、一つの小学校の1学年は12人になります。このような本市の将来の人口減少の深刻さを皆さんと共有し、新城市が消滅しないように魅力あるまちづくり、新城市で子育てしたいと思えるような施策を打ち出していくべきであります。令和3年度の子育て施策については、兵庫県明石市のような成果と比較すると、やはりまだ不十分であると思います。  最後は、やはり学校給食共同調理場の建築事業費の約9,834万円であります。総事業費は約40億円を見込んでおりますが、この40億円、先の住民投票まで突き進んだ新庁舎建設の総事業費と同じであります。私は、子どもの数が減少し、6年後に入学する例えば新1年生が市内160人という将来を考えたとき、本当に1日3,500食分を生産する巨大な給食工場が必要なのか、改めて皆さんに問いかけたいと思います。私は、今ある自校方式を守り、生かすことをお勧めいたします。今の給食室は小規模なので地元の事業者さんに老朽化した修繕や建て替えもお願いできます。地元の農家さんと各学校の契約が小規模なので、地元の安心安全な農作物も活用できると考えます。調理員の時給も大幅にアップすれば、雇用にもつながり持続的な新城市内の地域経済の活性化になるでしょう。  一方、センター方式は委託会社が儲けの資本主義に走るでしょうし、毎日3,500食分の食材を発注するには、安かろう悪かろうと言われる加工品の大量購入になるのではないかと危惧をしております。そして今回、私は決算に関わる図面、敷地造成の工事の図面も請求しました。しかし市は、入札に関わるなどの理由で議員・議会に提出しませんでした。これでは正確な質疑ができません。専門家にお聞きしますと、図面だけ見ただけでは詳細な入札金額までは分からないと言っております。市はなぜ図面を議員に出せないのか、その理由が分からないと言っております。大変ここも不可解だと感じております。  これまでも本事業については市が公文書をなくしたり、県の土地なのに勝手にそこを含めた基本設計を作ったり、ずさんかつ信じられないミスを繰り返してきました。令和3年6月には、市は学校給食共同調理場の職員駐車場の土地について、公社の土地を利用するので無償で借りられる旨、メリットだと議会で説明してきました。しかし結局、市は3,522万円で買うことになったわけです。無償でメリットがあると説明してきたものが、全くの反対ではありませんか。  このように次から次へと市の説明とは逆のことが起こっています。恐らくこれまでに4,000万円ほどの税金が余分にかかっているという指摘もあります。そして先ほどの図面資料のことについてですが、結局、昨日の夜7時半頃、当局から図面資料が急遽提出されました。出したことについては評価をいたしますが、図面が昨日の夜に出されても、図面を基に質疑する機会はありません。なぜなら今日で議会が終わる予定であり、討論の日だからであります。正式な議会の質疑を行う日程にこの資料が間に合わないというやり方は、議会軽視だと言わざるを得ません。私は到底認められない市行政だと思います。このままでは議員として市政をチェックすることができません。今年3月、また12月議会の附帯決議において記載されていた(2)の、丁寧な事業説明を積極的に行うこと、これに今の市行政は反すると考えます。  以上、私は反対の理由を述べまして討論を終えたいと思います。ありがとうございました。    〔浅尾洋平議員降壇〕 43: ◯長田共永議長 浅尾洋平議員の討論が終わりました。  以上で通告による討論が終わりました。  ほかに討論はありませんか。    〔発言する者なし〕 44: ◯長田共永議長 討論なしと認めます。討論を終了します。  これより第94号議案を採決します。賛否両論がありますので起立により採決します。本議案に対する委員長の報告は認定です。本議案は委員長報告のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 45: ◯長田共永議長 起立多数と認めます。よって第94号議案は原案のとおり認定されました。  次に第95号議案から第117号議案までの23議案を一括して討論を行います。  本23議案の討論については、通告がありませんので討論を終了します。  これより、第95号議案から第117号議案までの23議案を一括して採決します。本23議案に対する委員長の報告は認定です。本23議案は委員長報告のとおり認定することに異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 46: ◯長田共永議長 異議なしと認めます。よって第95議案から第117号議案までの23議案は原案のとおり認定されました。   ~~~~~~~~~~~~~~~~  日程第35 第119号議案 新城市教育委員会委員の任命を議題とします。  これより第119号議案の討論を行います。  本議案の討論については、通告がありませんので討論を終了します。  これより、第119号議案を採決します。本議案は同意することに異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 47: ◯長田共永議長 異議なしと認めます。よって第119号議案は同意されました。   ~~~~~~~~~~~~~~~~  日程第36 厚生文教委員会の陳情審査報告の件に入ります。  本件に関し、厚生文教委員会委員長の報告を求めます。  厚生文教委員会委員長、浅尾洋平議員。    〔浅尾洋平厚生文教委員会委員長登壇〕 48: ◯浅尾洋平厚生文教委員会委員長 それでは、厚生文教委員会委員長報告を行います。  厚生文教委員会は議長から送付されました陳情3件について審査するため、9月8日午後1時半から委員会室において委員全員と議長出席の下、開会いたしました。  新城市教職員組合から提出されました定数改善計画の早期策定・実施と義務教育費国庫負担制度の堅持及び拡充を求める陳情書については、陳情者からの説明を受け、質疑の後、討論に入りました。  今泉吉孝委員から、定数改善されれば少人数学校で全ての子どもに細やかで行き届いた教育ができる、また国庫負担率を2分の1に戻すことについては、教育の格差をなくすため必要と考え採択したいとの採択の討論がありました。ほかに討論はなく、採決の結果、本陳情は採択すべきものと決定いたしました。  次に、代表内藤敏文氏から提出されました、私立高校生の父母負担を軽減し、学費負担の公私格差を是正するために、新城市独自の授業料助成制度の拡充を求める陳情書については、陳情者からの説明を受け、質疑の後、討論に入り、山田辰也委員から、国・県の授業料助成制度が拡充されているところで、国は一昨年から年収590万円以下の世帯について実質無料化、愛知県では年収720万円以下の世帯を実質無料化している状況がある、また私立と公立の差があっても致し方ないと考え、趣旨採択としたいとの趣旨採択の討論がありました。  ほかに討論はなく、採決の結果、本陳情は趣旨採択すべきものと決定いたしました。  次に、公益社団法人新城市シルバー人材センターから提出された、シルバー人材センターに対する支援を求める要望書については、陳情者からの説明を受け、質疑の後、討論に入りました。  山田辰也委員から、シルバー人材センターは高齢者の社会に貢献する気持ち、生きがいをつくる場所でもある、働いている方々のやる気をそぐようなことではいけないと考え、採択としたいとの採択の討論がありました。ほかに討論はなく、採決の結果、本陳情は採択すべきものと決定いたしました。  以上、厚生文教委員会の委員長報告といたします。 49: ◯長田共永議長 報告が終わりました。ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。    〔発言する者なし〕 50: ◯長田共永議長 質疑なしと認めます。  質疑を終了します。    〔浅尾洋平厚生文教委員会委員長降壇〕   ~~~~~~~~~~~~~~~~ 51: ◯長田共永議長 ただいま、浅尾洋平議員ほか2名の議員から、3名の賛成者の連署をもって、意見書案第1号 定数改善計画の早期策定・実施と義務教育費国庫負担制度の堅持及び拡充を求める意見書が提出されました。  お諮りします。この際、本意見書案を日程に追加し、議題としたいと思います。これに異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 52: ◯長田共永議長 異議なしと認めます。よって本意見書案を日程に追加し、議題とすることに決定しました。   ~~~~~~~~~~~~~~~~  意見書案第1号 定数改善計画の早期策定・実施と義務教育費国庫負担制度の堅持及び拡充を求める意見書を議題とします。提案理由の説明を求めます。浅尾洋平議員。    〔浅尾洋平議員登壇〕 53: ◯浅尾洋平議員 それでは、今議題になっております意見書案第1号 定数改善計画の早期策定・実施と義務教育費国庫負担制度の堅持及び拡充を求める意見書について説明をしたいと思います。  提出者、新城市議会議員浅尾洋平、同じく佐宗龍俊議員、同じく齊藤竜也議員。賛成者、新城市議会議員丸山隆弘議員、同じく鈴木達雄議員、同じく鈴木長良議員となっております。  提案理由説明については、内容を読んで説明と代えさせていただきたいと思います。  定数改善計画の早期策定・実施と義務教育費国庫負担制度の堅持及び拡充を求める意見書になります。  未来を担う子どもたちが夢や希望をもち、健やかに成長していくことは、すべての国民の切なる願いである。しかし、学校現場では子どもたちの健全育成にむけて、日々真摯に教育活動に取り組んでいるものの、いじめや不登校など子どもたちをとりまく教育課題は依然として解決されていない。また、特別な支援や日本語教育を必要とする子どもも多く、一人ひとりに応じた適切な支援を行うための十分な時間が確保できないなどの課題にも直面している。さらに、学習指導要領の改訂に伴い、学習内容や授業時数が増加し、子どもたちや学校現場の負担となっている。本年度、政府予算において、小学校における高学年の教科担任制の推進と35人学級の計画的な整備などのための教職員定数改善が盛り込まれた。しかし、中学校における少人数学級の推進や教職員定数改善計画は示されておらず、子どもたちの健やかな成長を支えるための施策としては、不十分なものであると言わざるを得ない。少人数学級は、地域・保護者からも一人ひとりの子どもにきめ細かな対応ができるという声が多く聞かれる。山積する課題に対応し、すべての子どもたちにゆきとどいた教育を行うためにも少人数学級のさらなる拡充を含めた定数改善計画の早期策定・実施が不可欠である。  また、子どもたちが全国どこに住んでいても、均等に一定水準の教育を受けられることが憲法上の要請である。しかし、三位一体改革により、義務教育費国庫負担制度の国庫負担率は、2分の1から3分の1に引き下げられたままであり、自治体の財政は圧迫されている。教育の機会均等と水準確保のために、義務教育費国庫負担制度の堅持とともに、国庫負担率を2分の1へ復元することは、国が果たさなければならない大きな責任の一つである。  よって貴職においては、来年度の政府予算編成にあたり、定数改善計画の早期策定・実施と、義務教育費国庫負担制度の堅持とともに、国庫負担率2分の1への復元にむけて、十分な教育予算を確保されるよう強く要望する。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  愛知県新城市議会。  内閣総理大臣、内閣官房長官、文部科学大臣、財務大臣、総務大臣。  以上です。 54: ◯長田共永議長 提案理由の説明が終わりました。  これより意見書案第1号の質疑に入ります。質疑はありませんか。    〔発言する者なし〕 55: ◯長田共永議長 質疑なしと認めます。質疑を終了します。    〔浅尾洋平議員降壇〕 56: ◯長田共永議長 お諮りします。本意見書案は委員会付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 57: ◯長田共永議長 異議なしと認めます。よって意見書案第1号は委員会付託を省略することに決定しました。  これより意見書案第1号の討論を行います。討論はありませんか。    〔発言する者なし〕 58: ◯長田共永議長 討論なしと認めます。討論を終了します。  これより意見書案第1号を採決します。本意見書案は原案のとおり可決することに異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 59: ◯長田共永議長 異議なしと認めます。よって意見書案第1号は原案のとおり可決されました。   ~~~~~~~~~~~~~~~~  ただいま、浅尾洋平議員ほか2名の議員から、3名の賛成者の連署を持って、意見書案第2号 シルバー人材センターに対する支援を求める意見書が提出されました。  お諮りします。この際、本意見書案を日程に追加し、議題としたいと思います。これに異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 60: ◯長田共永議長 異議なしと認めます。よって本意見書案を日程に追加し、議題とすることに決定しました。   ~~~~~~~~~~~~~~~~  意見書案第2号 シルバー人材センターに対する支援を求める意見書を議題とします。  提案理由の説明を求めます。浅尾洋平議員。    〔浅尾洋平議員登壇〕 61: ◯浅尾洋平議員 それでは、議題になっております意見書案第2号について説明をさせていただきます。シルバー人材センターに対する支援を求める意見書になります。  提出者は、新城市議会議員浅尾洋平、同じく佐宗龍俊議員、同じく齊藤竜也議員。賛成者は、新城市議会議員丸山隆弘議員、同じく鈴木達雄議員、同じく鈴木長良議員になります。
     内容の説明については、内容を読ませていただき代えさせていただきたいと思います。  シルバー人材センターに対する支援を求める意見書。  シルバー人材センター(以下「センター」という。)は、高年齢者等の雇用の安定等に関する法律に基づき設立された公的団体であり、地域の日常生活に密着した就業機会を提供することなどにより、高齢者の社会参加を促進し、高齢者の生きがいの充実、健康の保持増進、ひいては地域社会の活性化、医療費や介護費用の削減などに貢献している。本市においても平均年齢74.8歳、約650人の市民が登録をし、日々活動をしている。  令和5年10月に、消費税において適格請求書等保存方式(いわゆるインボイス制度)が導入されると、免税事業者であるセンターの会員はインボイスを発行することができないことから、センターはこれに掛かる仕入税額控除ができず、預かり消費税分を納税する必要が生じる。しかし、公益法人であるセンターの運営は収支相償が原則であり、新たな税負担の財源はない。  人生100年時代を迎え、国をあげて生涯現役社会の実現が求められるなか、報酬よりも社会参加・健康維持に重きをおいた「いきがい就業」をしているセンターの会員に対して、形式的に個人事業者であることをもって、インボイス制度をそのまま適用することは、地域社会に貢献しようと努力している高齢者のやる気、生きがいを削ぎ、ひいては地域社会の活力低下をもたらすことが懸念される。また、センターにとっては、新たな税負担はまさに運営上の死活問題である。  現行の消費税制度においては、小規模事業者への配慮として、年間課税売上高が1,000万円以下の事業者は消費税の納税義務が免除されているところであり、引き続き少額の収入しかないセンターの会員の手取額がさらに減少することなく、センターにおいて、安定的な事業運営が可能となるよう支援措置を要望する。  記、1、シルバー人材センター会員の安定的な事業運営を支えるべく、インボイス制度における支援措置を講ずること。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  愛知県新城市議会。  衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、財務大臣、厚生労働大臣。  以上になります。 62: ◯長田共永議長 提案理由の説明が終わりました。  これより意見書案第2号の質疑に入ります。質疑はありませんか。    〔発言する者なし〕 63: ◯長田共永議長 質疑なしと認めます。質疑を終了します。    〔浅尾洋平議員降壇〕 64: ◯長田共永議長 お諮りします。本意見書案は委員会付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 65: ◯長田共永議長 異議なしと認めます。よって意見書案第2号は委員会付託を省略することに決定しました。  これより意見書案第2号の討論を行います。討論はありませんか。    〔発言する者なし〕 66: ◯長田共永議長 討論なしと認めます。討論を終了します。  これより意見書案第2号を採決します。本意見書案は原案のとおり可決することに異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 67: ◯長田共永議長 異議なしと認めます。よって意見書案第2号は原案のとおり可決されました。  以上で本定例会に附議されました案件の審議は全て終了しました。  これをもちまして、令和4年新城市議会9月定例会を閉会いたします。    閉 会  午前11時39分  地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。 新 城 市 議 会      議 長  長 田 共 永      議 員  柴 田 賢治郎      議 員  小野田 直 美 発言が指定されていません。 Copyright © SHINSHIRO CITY ASSEMBLY, All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...